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八幡濱まちなみミュージアム(八幡浜市)

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名称 八幡濱まちなみミュージアム
住所 〒796-0066
愛媛県八幡浜市本町周辺
TEL 0894-26-1161(八幡濱みてみん會)
料金 無料(外からの見学のみ)
駐車場 中央駐車場・新町角駐車場など
30分60円(最初の30分無料)

インフォメーション

八幡濱まちなみミュージアム

*見どころスポットには説明看板

 八幡濱まちなみミュージアムには、いわゆる博物館のような建物はありません。「八幡濱みてみん會」が中心となり、本町周辺の200m×200mの範囲を大きなミュージアムとして説明看板を設置するなど「伊予の大阪」を街歩きできる環境づくりをしています。

 八幡浜は昔から海の玄関口として海運業で栄え、そのなかでもこの本町周辺は昔の海岸線のすぐそばの港町として商家が多く建ち並んでいたそうです。「浜之町」「船場通り」「須崎」などは浜辺、「新町」「新栄町」は埋め立てられて新しくできた町、といった具合に地名を見るだけでも当時の記録が残っていることが分かります。

 ほとんどの施設は内部を見学できません。また、地域の暮らしの中で残ってる建物ですので、見学の際は十分ご注意ください。

須崎八幡

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 JR八幡浜駅からフェリー乗り場へと続く昭和通りに「八幡浜市一番地」があります。現在は高知銀行がありますが、その一画に小さな祠が残されています。1300年ほど前に漁師が何やら光るものを見つけ、行ってみると八幡神社のご神体があったという場所だそうです。○○町といった地名はなく、地番が「八幡浜市一番地」ということで、その碑も残されていますよ。

持ち送り

*持ち送り

 

 船場通りはその名のとおり船が着いていた場所で、その通り沿いにいくつか商家が残っています。その軒には「持ち送り」という技法の飾りがついた建物を見ることができます。太い木(堅いケヤキの木)にそれぞれ違った彫刻が施されており、家々を豪華に飾っていました。また、この辺の商家は間口が狭く奥行きが長い土地なので、真ん中に坪庭を取り奥の座敷に風や光が入るように工夫されているそうです。

*菊池清治邸 *鍋重商店

 菊池清治邸は明治6年に建設されました。格式高い住居用の入口と商売用の入口があります。商品の出し入れは「はじとみ」といって戸を上にあげて、金具にかけます。そこにも立派な持ち送りが掛けられています。菊池清治正明は海運業、銀行、製糸工場などを興し、八幡浜の発展に尽力した人物で、こちらも当時の繁栄の面影が残る建物です。

 毛利邸はその昔、八幡浜産業信用組合の本店でした。白い壁に格子が入っていて趣があります。通りの角にある鍋重商店にも立派な「持ち送り」があります。

舟つなぎ石

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 この「舟つなぎ石」沿いは船が泊まる海岸線でした。多くの交易船がこの石に繋がれ、人々の生活の一部になっていました。今はすっかり埋め立てられ、石だけが残っています。

若松旗店

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*染色の様子

 明治以降の日本は紡績業、綿織物業が盛んになります。ここ八幡浜でも多くの紡績業者がありました。

 文政5(1822)年創業の若松旗店は「地細工紺屋」といい、何でも細工のできる地域に根付いた染め物屋です。取材時は秋祭前で、愛媛伝統工芸士である店主が神社の幟を染めていました。一つ一つ昔ながらの道具を使い、手作業で行っています。外観は一見ふつうですが中に入ると古い梁や土間の作業場、帳場がそのまま残っていて、建物としても見応え抜群です。

高田左官

*縦に茶色く埋め込まれた「スクラッチタイル」 *元来は防火用「本うだつ」

 「高田左官」に残された建物は、当時の技量を垣間みることができる立派な建造物です。「スクラッチタイル」というタイルで飾られたモダンな建物があります。飾られているのは通りに面した部分のみ。これは看板建築といい、安くし上げるために表の見えるところにだけ施されています。

 その隣りには「本うだつ」の立派な建物が。うだつと聞けば徳島県が有名ですが、それは「袖うだつ」。こちらにある「本うだつ」は屋根より高く突き出して小屋根をつけたものだそうです。本うだつのある建物は1件しかありませんが、見応えは抜群です。通りが狭く、周りに人が住んでおられるので、気をつけてご覧ください。

坂本歯科医院

*坂本歯科医院の看板

 八幡浜市民図書館から大法寺へ向かう道に、木造2階建ての古い建物があります。

 坂本歯科医院の見どころは「看板」です。看板は昭和21年に作られたもので、表と裏の文字は篆書と行書の2種類の彫刻で書かれています。彫塑家と和尚さんの合作だそうです。陽刻(文字が浮き上がる)と陰刻(文字をくぼませる)で仕上げた雰囲気の全く違うこの看板の反対側もぜひ見て下さい。

大法寺

*鐘・本堂 *遊び心のある酒のレリーフ

 大法寺は港町を見下ろせる場所にあります。臨済宗妙心寺派のお寺「大法寺」は明治時代に西山禾山(にしやまかさん)が出たお寺です。また三崎半島から八幡浜周辺の十三ヶ寺の総本山でもあります。禅師であった禾山には全国にたくさん弟子がいますが、その中には文化勲章をもらった岡山県の平櫛田中(でんちゅう)もいます。

 地元の青石で積み上げられた石垣は「おとしづき」と呼んでいますが、形の決まってない岩で大変見ごたえがあります。庭園は枯山水で昭和24年に建った碑には「禾山和尚碑」とあります。禅寺なので銀閣寺のようなつくりです。基礎は大きな青石でできています。明治18年に火災があったときに、禾山は自分の書物などを取りに行って火傷を負い、「焼け和尚」と呼ばれていました。しかし托鉢などで少しづつ集めて立て直しました。

チェック

八幡濱まちなみミュージアムMAP

 八幡濱まちなみミュージアムMAPが八幡浜市のホームページで掲載されています。こちらを片手に、「伊予の大阪」を巡ってみてはいかがでしょうか。

八幡浜まちなみミュージアムマップ
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