うぃず

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内子座(内子町)

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名称 内子座
住所 〒791-3301
愛媛県喜多郡内子町内子2102map
TEL 0893-44-2840
開館時間 9:00~16:30
休館日 年末年始5日間(12月29日~1月2日)
見学料 【個人】大人:400円/小人:200円
【団体】大人:300円/小人:160円
※小人は小中学生・団体は20名以上
※内子座にて催し物がある場合は見学できないこともあります。
■セット券
【個人】大人:900円/小人:450円
【団体】大人:720円/小人:400円
※木蝋資料館上芳我邸・内子座・商いと暮らし博物館共通
駐車場 8台

インフォメーション

内子座

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 内子座は、木蝋や生糸などの生産で経済的にゆとりのある時代に、芸術、芸能を愛してやまない人々の熱意で生まれた木造の劇場です。 あるときは、歌舞伎、人形芝居、あるときは落語、映画など、農閑期には、いろいろな出し物が内子座を彩り、人々の心の糧として大切にされてきました。

 内子座は、大正5年2月(1916)大正天皇即位を祝い、18名の発起人が株式会社内子座として創建しました。木造2階建て瓦葺き入母屋造りの建物はホールとして活用後、映画館や商工会館にも使用されましたが老朽化のために取り壊される予定でした。しかし、芝居が好きな町民の熱意で昭和57年、町に寄贈され、町の有形文化財の指定を受けて大規模な復原工事が行われました。昭和60年10月、芝居小屋として再出発し、現在では年間5万余人が見学に訪れ、1万余人が劇場を利用しています。収容人員は約650人となっています。

*  *  *左側が大向(おおむこう)席

 内子座の中はとても広く天井も高くて豪華です。その天井は、二重織り上げ格天井といい、神社や仏閣にも使われる格式高い造りになっています。天井に飾ってある照明は、初めて内子に電気が通った大正元年当時のものを使っています。2階客席後ろの窓ガラスは大正時代のままの古いガラスもあるそうです。

 横壁一面にある古い看板は当時の株主さんのお店の看板で、当時をしのぶことができます。

 観客席の2階正面にある「大向(おおむこう)」は、昔は低料金の客席でした。利用者には常連や劇通が多いので、「大向をうならせる」とは、芝居が上手という意味になるそうです。

 1階の入口を入って左側の桟敷席(さじきせき)は、役者が通る花道から近い席になっています。

 舞台には8.2メートルもある回り舞台があり、舞台中央を円形にくり抜き回転させることができます。今はモーターですが当時は手動だったそうです。

 床下にある「奈落(ならく)」とは、舞台や花道の床下の総称です。ここには、舞台のいろいろな仕掛けがあります。舞台中央にある「回り舞台」の木組みや、今でも男性6人が手動で上げ下げする「せり上がり」の木組みなどがあります。

 そして屋根の上には太鼓やぐらがあります。昭和60年当時まではここに上がって太鼓を叩いてお芝居があることを知らせていました。太鼓やぐら手前の屋根には鬼瓦ならぬ招き狐瓦が飾られています。招き猫ではなくめずらしい招き狐で、説明してくださった方によると内子座周辺は稲荷信仰で「招き狐」になっているそう。2匹の狐が私たちを招いてくれていました。 

 このように内子座にはたくさんの仕掛けや工夫がされていて、内子の方たちがいかにお芝居好きだったかが伝わってきます。

 現在もいろいろな用途で使用され、歌舞伎や文楽の上演も行われています。文楽では人間国宝の方に来ていただいて、15年間毎年上演しているそうです。その他にも、コンサートやピアノの発表会、中学校の弁論大会などにも使われ、年間30~60日は使用されているそうです。

 内子座では、催し物が無いときは建物内を自由に見学することができ、舞台に立つこともできます。ぜひ記念に舞台にあがってみてはいかがでしょうか?

楽屋(内子座裏)

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 以前の楽屋は昔からある古民家とプレハブだったのですが、公演や演劇の上演が増えたことで少し手狭となったため、2010年10月に全て取り壊し、2011年7月に竣工しました。

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 内子座裏に隣接して建てられた楽屋は内子産材を利用した木造2階建てで、建物に入ると木のとてもいい香りがたちこめ落ち着いた雰囲気です。内子座と楽屋を行き来する入り口付近にあるロッカーも地元の木工屋で作っていただいた特注品です。 鍵札も番号ではなく「いろはにほへと」になっていてお洒落でした。


2階
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1階
*▲稽古場 *  *▲座長部屋

 1階には、1つの和室と広い稽古場、道具を搬入する部屋があります。
 和室にはシャワー室や洗面所があり、座長室となっています。その隣にある稽古場は40人~50人ぐらい入れる広さでキッチンも完備され、アコーディオンカーテンで3部屋に仕切ることも可能です。

 2階には、5つの和室があり、個別のシャワー室が2つ、ミニキッチンやトイレなども完備されています。シャワー室には長期公演に備え、洗濯機なども置かれています。

 2つずつあるシャワー室やトイレの「室札」には、表には「男」、裏には「女」と書かれてて、役者さんが男性ばかり、女性ばかりのときも、室札をひっくり返すだけで、どちらにでも対応できるよう工夫されています。
 いろいろなところに工夫や気配りがされていて優しい木の温もりのある、素晴らしい建物です。

 ※楽屋には、内子座で公演を行う役者や関係者しか入ることができません。また、見学もできません。

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