大正湯(八幡浜市)
名称 | 大正湯 |
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住所 | 〒796-0033 八幡浜市1132番地(大正町) ![]() |
TEL | 0894-21-2033 |
営業時間 | 16:00~23:00(札止め22:30) |
料金 | 大人(12歳以上):400円 小学生(6歳以上12歳未満):150円 幼児(6歳未満):60円 |
定休日 | 月曜日(月曜日が休日の場合は翌日) |
駐車場 | 5台 |
大正湯
大正4年(1915年)の開業以来、100年続いた老舗銭湯「大正湯」は設備の老朽化に伴い休業していました。この周辺には、多い時には8軒も銭湯があったそうですが、20年前にはたったの2軒になり、平成27年には0軒となりました。しかし、常連客の声や八幡浜市の後押しを受け、休業からおよそ1年後の平成28年(2016年)9月23日、見事復活を果たしました。
創業時から建て替えていない外観は、ペンキを塗り直し新しくモダンで明るい印象で、内装は番台や脱衣所の棚などはそのままにしつつ間仕切りを入れ、過ごしやすい環境となりました。また、浴場は壁を真っ白に塗りタイルを張り替えました。日中は天窓から差し込む自然光が明るく清潔感あふれる空間となっています。
入口に飾ってある絵は、「八幡浜みなっと」にて企画された絵画イベントで、八幡浜ゆかりの二宮忠八の飛行機やみかん、海をベースに子どもたちが海の生き物を思い思いに描きました。こちらもぜひご覧ください。
大正時代からある角がとれてまるくなった番台や年季の入った床板、体重計や脱衣棚に至るまで古くても良い物は残してあり、以前の面影はそのままです。「大正湯」は名前の通り大正4年創業ですが、銭湯があるこの地区の名も「大正町」。どちらをとっても「大正湯」とご主人は笑って話してくれました。
建物の裏にはボイラーと、昭和26年からある煙突。お客さんとやりとりできる小窓から直接声を聞き、温度や湯量の調整をしているそうです。燃料は薪で、軽トラックの荷台一杯が1日分。この薪は保内町にある木工所から出るかまぼこ板の端材なんだそうです。さらに薪を炊いて残った灰は近所の方が菜園用の肥料に持って帰るという、とてもエコな燃料です。
地域の方や銭湯ファンのために、100年先も残ってほしい銭湯です。
大正湯+Plus
令和元年(2019年)6月、再度の改修工事を実施し新たな設備を追加、「大正湯+Plus」として生まれ変わりました。
+Plus1
「サウナ」3名様まで入室可能な、約90℃の高温サウナを設置
+Plus2
「簡易宿所」湯屋2階を簡易宿所に改装、お一人様一泊2,500円
+Plus3
「ケア割」高齢化社会に対応、同性の介助者さま無料