旧宇都宮壮十郎邸(元 二宮医院)(八幡浜市)
名称 | 旧宇都宮壮十郎邸(元 二宮医院) |
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住所 | 〒796-0201 愛媛県八幡浜市保内町川之石 ![]() |
TEL | 八幡浜市教育委員会 生涯学習課 電話0894-22-3111(内線8513) |
営業時間 | 外観見学自由 内部見学は要予約 |
駐車場 | 付近に観光駐車場あり |
旧宇都宮壮十郎邸(元 二宮医院)
宇都宮家は貿易業、鉱山業などで栄え、川之石地区には立派な邸宅が建築されています。
花崗岩の土台、屋根のひさしを支える持ち送りや白漆喰造りの壁、どれをとっても時代を彷彿とさせる雰囲気がでています。屋根は丸みを帯びた「むくり屋根」で一見和風の外観ですが、屋内の小屋組みにはトラス構造を採用、暖炉もあり、天井が額縁状に装飾されているなど、和洋折衷の造りになっています。
家の周りを囲う塀の中には、赤レンガの塀があります。この塀は、レンガを長手だけの段、小口だけの段と一段おきに積む「イギリス積み」という方式で積まれています。
また屋根瓦には飾りがあり、分銅のマークがついてます。宇都宮家は愛媛県で最初の銀行、第二十九国立銀行の設立にも主要なメンバーとして加わっていたことや、宇都宮家自身も別個の銀行を経営していたことから、分銅のマークが付いているのではといわれています。
この辺りは高級住宅地だったそうで、趣向をこらした立派な建物が並んでました。
町並み見学用駐車場
旧宇都宮邸の斜め前には観光客用の駐車場やお手洗いが整備されています。町並みマップの看板もあり、保内町のみどころも紹介されています。
琴平赤レンガ小路
旧宇都宮邸横の路地は、西洋文化の象徴、「赤レンガ」の塀に囲まれています。レンガの積み方はイギリス積みといわれる技法で、細い路地裏に明治の香りが漂っています。
イギリス積み:長手は長手、小口は小口に並べる。施工スピードが早い。比較的新しい。
フランス積み:長手と小口を交互に並べる。難しい積み方であり、施工スピードが遅くなる。比較的古い。