うぃず

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狩浜の段々畑(西予市)

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名称 狩浜の段々畑
住所 〒797-0113
愛媛県西予市明浜町狩浜
TEL 0894-62-6403(四国西予ジオパーク推進協議会)

インフォメーション

狩浜の段々畑

*石灰岩でできた石積み

 宇和海の入江に面した明浜の狩浜地区は柑橘栽培が盛んな地区の一つで、集落からすぐに立ち上がる斜面一面に広がる段々畑はこの辺でもよくみかける光景ですが、狩浜が特別なのは「白い石垣」です。近くに大早津の石灰岩があり、この狩浜地区でも石灰岩が豊富に採掘されていますが、その用途は精製して製品にするのではなく、段々畑の石積みとして利用すること。開墾時に出る大量の石灰岩を石積みとして活用しています。今でも、斜面には石灰岩が露出しているところもあるとか。

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 おいしいみかんには3つの太陽が必要と言われているそうです。1つめはみかんに降り注ぐ太陽。2つめは海に反射した太陽、3つめが石垣に反射した太陽。石灰岩でできた白い石垣は太陽をすごく反射するので、狩浜のみかんはおいしいと言われています。

 この段々畑の見どころは冬。みかんがたわわに実り畑一面がオレンジ色になったとき、青い空と紺碧の宇和海を眺めること。そこに真っ白な石積みも加わって、素敵なコントラストを味わえる絶景になるそうです。また、冬から春先にかけて斜面に菜の花が咲き誇るので、それも見逃せません。

*斜面に広がる段々畑

 もともと段々畑の開拓が始まったのが、江戸後期といわれています。狩浜の人々は半農半漁の生活で、昼は農家、夜は漁に出ていたそうですが、漁は生活の浮き沈みが激しいので、安定した農業をするため上へ上へと開拓していったそうです。また、上に耕していった理由として、宇和島藩10万石のうち吉田に3万石を分地した時、参勤交代で江戸へ出る際、10万石で大名の扱いが違うので、減った分を保つために耕して増やしたとも言われています。

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 狩浜は昔からずっと人々が段畑を手放すことなく生活を続けていた場所なので、文化的景観の候補になっているそうです。これからもずっとこの景色が見られるといいですね。見学に訪れる時は、公民館からガイドさんと一緒に登って行くそうです。写真の撮影場所は農道になっているので、他の車に気をつけて見学してください。

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