うぃず

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野坂の石垣(伊方町)

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名称 野坂の石垣
住所 愛媛県西宇和郡伊方町正野map
お問合せ先 TEL:0894-39-0241(町見郷土館)

インフォメーション

野坂の石垣

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*目の前は漁港

 野坂の石垣は長さ約100メートル、高さ4メートル、「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に選ばれた「佐田岬漁港の石垣」です。このような防護壁は三崎の各地にありますが、これほどの規模で造られ、今日まで残っている所は少ないそうです。

 さらに最近の研究で、明治初期にこの地区の地図に石垣が描かれていたことから、野坂の石垣は江戸時代からあったことがわかりました。

石垣の特徴

*民家への入口

 この石垣は主に「青石」と呼ばれる緑色片岩を積み上げられてできています。目の前には海。半島にふきつける強い波風から民家を守るため、このような巨大で立派な防護壁が必要です。以前はもっと長かったそうですが、それでも約100メートルの石垣が連なっている様子は圧巻です。防災に関する先人の知恵を伺い知ることができます。

 もともとは平たく石を積んでいますが、台風や災害で崩れた部分を修復しながら使っているので、いろんな積み方が混ざって大きなパッチワークのようです。夏はツタが石垣を覆いつくします。冬は落葉し石垣の様子が分かるなど、季節によっていろいろな表情を見せてくれます。

 石垣の裏側は住宅地となっていますが、昔は映画館があって賑わっていたそうです。また、湿地帯も広がっており、貴重な動植物が生息しているそうです。海と山の境にある貴重な平地を守るため、これからもずっと残ってほしい石垣です。

チェック

野坂神社

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 佐田岬漁港のすぐそばに、海の神様として各地から参拝者がやってくるという野坂神社があります。

 言い伝えによるとその昔、海が光っていて、潜ってみると大きなタコが光るものを抱えているのを見つけ、その後参拝しやすいように野坂にまつるようになったそうです。


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 昔から瀬戸内一円の漁師たちが参拝に訪れるということですが、その証拠に入口の狛犬は広島県のはえ縄漁業の人たちが大正時代に建てたもの、拝殿の階段は江戸時代(安政7年)に山口県の一本釣りの漁師達が奉納したそうです。

 また、拝殿には「野坂」と書かれた銅板の額があります。こちらは宇和島藩主5代目伊達村候(だて むらとき)が奉納したとされる、とても貴重なものだそうです。境内はとても綺麗にされており、今でも多くの方に信奉されているようです。

MAP

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