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愛媛蚕種株式会社(旧日進館)(八幡浜市)

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名称 愛媛蚕種株式会社(旧日進館)
住所 〒796-0201
愛媛県八幡浜市保内町川之石3-70 map
TEL 八幡浜市教育委員会 文化振興課
電話22-3111(内線8357)
営業時間 要予約
ボランティアガイドの利用で中庭まで見学できます。

インフォメーション

愛媛蚕種株式会社(旧日進館)

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 明治17(1884)年、呉服商麓屋の兵頭寅一郎が日進館としてはじめ、のち愛媛蚕種株式会社となりました。事務室と玄関、蚕室のある3棟の建物は、国土の歴史的景観に寄与しているものとして平成11年6月に国登録文化財となっています。愛媛県では民間所有の建物の中で一番早く登録を受けている建物です。今もこの建物で操業されており、従業員のみなさんに大事に使われています。
 玄関付近の外観は、1階の上下スライド窓上部に三角のぺディメントを施すなど洋風建築になっていて、その横には蚕室のある木造3階建ての建物がつながっています。
 玄関を入ると、広い土間ホールになっており、蚕の展示物やパンフレットが置かれ、会社や蚕種業の紹介がされています。
玄関から、事務室、中庭につながっています。

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 中庭に入ると、全面ガラス扉に覆われた木造3階建ての蚕室がそびえたっていて、とても迫力のある空間でした。蚕は風通しがよいとたくさん餌を食べ成長するので、蚕を育てるには風通しのよい蚕室が必要です。また、掃除や消毒の換気の際にも開け閉めできる扉が必要であったため、全面ガラス扉となっています。内部は大きな空間を作るため、トラス構造(洋式工法)で建てられているそうです。
 奥に進むと蚕の卵を貯蔵するために設けられた冷蔵庫がありました。冷蔵庫といっても、石や土で造られた、洞窟のような巨大な施設であり、かつてはそこに山から持ってきた氷を入れて冷やしていたそうです。さらに奥に進むと、昔使われていた従業員の宿舎や、からみレンガで造られた、蚕の糞をためて肥料にするための「たい肥舎」などもありました。広大な敷地に様々な機能をもった施設が配置されていて、まるで迷路のようでした。
 全盛期の頃は町内外の婦女子300人余りが働いていたということで、活気と笑い声に満ち溢れていたことでしょう。その頃の建物が今でも使われている、地域産業発展の歴史を今に伝える貴重な建物です。

チェック

保内ボランティアガイドの会について

 1週間前までの要予約で、保内の町並みをボランティアのガイドさん(ガイド料は無料)の説明を聞きながら歩くことができます。取材した私達もガイドさんからの話を聞きながら一緒に歩いたのですが、とても分りやすく、楽しく保内をまわることができました。保内を訪れるときは是非ご利用ください。

詳しくは、八幡浜市教育委員会 文化振興課 電話22-3111(内線8357)までお問合せください。

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