がんばる人
山本 秀一さん
(西予市/旧:三瓶町)
役場の有志で結成された「平成教育委員会」という人権ソングのバンドに参加。作曲担当・ボーカルとして県内外で活躍中。
●平成教育委員会の構成を教えてください
キーボード1、リードギター1、リズムギター2です。以前はベースもいたんですが、転勤になってしまいまして、今は4人でやっています。あ、私はボーカルです。
●バンドを始めたきっかけは?
数年前に、八幡浜市で中学生が自殺する事件がありまして、その時にリーダーがこどもたちにメッセージを伝えたい、ということで詩を作り、私が30分ほどで曲を付けました。結局、リーダーの「曲を作れ」というひとことがきっかけですね(笑)。それが1曲目で、活動としては平成9年に佐田岬であった「第1回ニューフォーク・メッセージフェス」に出演したのが最初です。実はこのフェスティバルの前日にテレビでイベントのお知らせがありまして、その時に出演して演奏したのですが、結局、人前で最初に演奏したのがテレビの生中継だったんです(笑)。
●具体的にはどういった活動をされているんですか?
曲は人権に関する歌で、この周辺や愛媛県内でのコンサートがメインですが、徳島県にも2回行きましたね。今度も徳島県庁から連絡が来ていますからまた行くことになりそうです。 他には平成10年の2月にオリジナルCDを自主制作でリリースしました(全8曲でうち7曲は私が作曲しています)。今のところオリジナル曲は10曲ですが、コンサートではゆずなんかのカバーもやりますよ。
●曲作りはどんな手順で進めていますか?
作曲は私ですが、作詞はリーダーです。曲作りはほとんどがひらめきですね。順序としては詞が先ですから、その歌詞に合ったイメージで進めていきます。楽譜は書きません。自分なりのコードの組み合わせですが、あまり深く考えたことはありませんねぇ。
●曲を作っていくうえでスランプなどはありますか?
今がスランプです(笑)。出来はじめると早いんですが、考え始めるとだめですね。ちょうど今1曲作っているんですが、4小節目から進まないんですよ(笑)。今風の曲作りにした方がいいのかな〜なんて考えることもあるんですが、演奏してみると案外フォークソングの方がウケがいいんですよ。先日女子高校でのコンサートがありまして、正直、演奏中に出ていってしまう子が出てくるんじゃないかと心配してたんですが、全然なかったですね。これまでで一番ウケがよかったくらいです(笑)。みんなから伝わってくるものが最高でした。
●こういったバンド活動をやっててよかったなって思ったことは?
いろいろな人と知り合いになれたことです。
●好きなアーティストは?
一番は今も昔も松山千春ですね。あとは長渕剛・・・。さすがに吉田拓郎までいくと時代が違うので。
●バンド以外の趣味というと?
野球とバレーボールですね。野球は中学・高校とやってました。今は役場のチームですが、ポジションは昔からずっとピッチャーです。若い頃は松坂顔負けの速球派でしたよ。今はかわすピッチングですが(笑)。
●山本さんから見て三瓶町(現:西予市)はどんな町?
地元のよさを出し切れていない、歯がゆい町です。これは自分自身への戒めも含めてのことですけどね。海のよさや人のよさなど、自慢できるところをもっと押し出していければいいんですけど。
●圏域のおすすめスポットは?
最近は遊びに行っても買い物に行っても、宇和町(現:西予市)がいいかな〜と思いますね。大人の遊ぶ場所は少ないですが。
●平成教育委員会の今後の希望は?
やっぱりみんな公務員なんで、仕事のことを考えると限界もあるんですよ。ですから無理をせず、声をかけていただいた時に行けるようなら行くと・・・マイペースで活動していきたいです。あと・・・やっぱりボーカルがこの体型でこの顔ではねぇ(笑)、自分でも思うんで、今度からスイミングに通おうかなと(笑)。
編集者感想
スポーツマンだけあってガッチリした体格から発せられる野太い声は、メッセージを伝えるには抜群の効果を発揮しそうでした。 これからも歌を通じて、子供たちをはじめ、たくさんの人たちに人権の大切さを伝え続けてください。