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河野 巌(いわお)さん(八幡浜市/旧:保内町)
保内町(現:八幡浜市)でボランティアとして観光ガイドをされる河野さん。その他にも色々な活動をされているそうです。そんな河野さんに色々質問してみました。 |
●河野さんはボランティアガイドの会に参加されているそうですが、会の方ではどういう活動をされているんですか?
いろいろなところから観光に来た人を案内して、それぞれのスポットの説明をする会です。
●そういう形でボランティアガイドをしてみようと思ったきっかけは?
もともとガイドをすること自体にはあんまり関心はなかったんですが、歴史が好きで、いろいろ古い事を調べるのが好きで、近代史研究会という保内町(現:八幡浜市)にゆかりのある人物や古い建物の研究をする会で活動していたんですよ。それでボランティアガイドの方で人を探しているという事で、やってみたらどうかと言われてやってみることにしたんです。
●(観光マップを見て)結構スポットも数がありますし、ルートの距離も長いですよね。
スポットは全部で20前後、距離は全体で2kmくらいあるのかな。全部見ながら歩いたらやっぱり1〜2時間はかかりますよ。
●ガイドをしていてやりがいを感じるときはどんなときですか?
やっぱり来てくれた方が「良かったです」って言ってくれた時ですね。あとは愛媛蚕種なんかに行った時、シーズンによっては中を見せてくれないんですけど、たまたま運良く見られた時なんかは見られた方も喜ばれますよね。そんな事があるとやっぱり「良かったなあ」と思いますね。
●では失敗談なんかはありますか?
失敗は・・・忘れてる事を突っ込まれる事(笑)資料を持って行ってても書いてない事とか、そういうのに突っ込まれるとやっぱり困りますよね(笑)2、3人で行ってる場合はその人が知ってる場合もあるからいいんですけど、1人で行ってる場合は困ります。そういう時は「ちょっと資料に書くの忘れてるから」って(笑)
●町並ガイドをするにあたって、気をつけている事はありますか?
気をつけている事は、方言を使うようにするってことですね(笑)僕は出身も育ったのもこっちじゃないから、方言があまり出ないんですよね。もちろん近所の人と話をする時なんかは出るんですけど(笑)でもやっぱり方言の方が雰囲気があるから「方言でガイドしろ」ってこの前も怒られたんですよ(笑)
●ガイドするにあたって、改めて勉強されましたか?
もちろんある程度知識は持ってましたけど、改めて資料を見直して勉強しましたよ。最初のうちは紙に書いて持っていってたんですけど、最近はほとんど暗記していってますね。でもやっぱり前日にはまた勉強していきますよ。1人で廻るときもあるんですが、2人で廻る時もあるので、説明を分担することもあるし。
●どんな方がガイドを希望されるんですか?
多いのは中高年の方です。若い人にももっと来てもらいたいと思ってるんだけど、なかなかですね。若い人は自分たちで資料なんか用意してきてる人もいるし、その辺の人に聞いたりしてる人もいますね。あとは地元中高生の見学のガイドもしてますよ。
●なるほど。ガイドをしてもらいたい場合、どうすればいいんでしょうか。
役場の産業課に連絡して依頼すればボランティアガイドが付きます。
●現在開催されている町並博についてはどう思われますか?
町並博には実際にそれほどタッチしていないんですが、やっぱり町並博のおかげで色々なところから観光客の方がおいでになってますよね。そういう意味では町並博が開催されて良かったと思ってますよ。遠くでは東京、近くでは今治・松山とか。
●ここ保内町(現:八幡浜市)で河野さんのお気に入りの場所は?
僕はやっぱり東洋紡績の赤煉瓦が好きですね。あとは美名瀬橋。あとは慈眼庵の灯台をイメージした青石の石垣かな。
●観光者に人気があるのはどこですか?
東洋紡績と愛媛蚕種ですね。愛媛蚕種の玄関と木造三階建ての建物は重要文化財に指定されてますからね。やっぱり全国的にも有名なんでしょうね。
●他に西伊予地区でお気に入りの場所はありますか?
大洲市では赤煉瓦館、西予市では中町の町並み、内子町では八日市護国の町並みなどの町並みが好きですね。建物でいうと内子町の旭館(元映画館)みたいな、あまりみんなが好まないようなちょっと変わったものが好きですね。
●河野さんから見た保内町(現:八幡浜市)の魅力は?
この辺の人の性格ですね。良く言えばのんびりしてる、悪く言えば・・・何と言うんですかね(笑)
●河野さんは八幡浜史談会や近代史研究会に参加されて歴史を研究しておられますが、それを始めたきっかけは?
もともと若い時から数学が嫌いだったから(笑)文学青年だったから。歴史は昔から好きだったですね。
●歴史研究の魅力と言うと?
やっぱり自分の知らない事を見つける、っていうところですね。やっぱり知識が増えるのは楽しいですから。さっきの好きな場所の話ですが、何で美名瀬橋が好きかっていうと、初代美名瀬橋が出来た時に僕の先祖が渡り初めしてることを、史談会の資料を見ていてハッと気がついて自分で全部調べたんですよ。役場に行って戸籍謄本とって、その後お墓に行ってその名前があるか確かめて。そういうのもあって好きなんですよね。
●普段は何をされてますか?
雨が降って仕事のできない時ははほとんど読書。でも1冊読んでても、新しい本を買うとそっちの方が気になっちゃって(笑)とびとびになっちゃうんですよね。あとは愛媛県歴史文化博物館で歴史講座を受けに行ったり、遺跡の発掘をやったりしてるんですよ。だからそういうものに参加したり。他には近辺の町に行って古いものを見て廻ったりとかですね。
●やっぱり勉強というか、そういう方面なんですね。ではご自身の性格はどう思われますか?
性格・・・あんまり好きじゃない(笑)どっちかというとお人好しで、頼まれると断れない。
●先ほどからお話伺ってるとすごく「真面目」だなと感じるんですが。
そうですね。それも僕の欠点ですね(笑)お人好しも欠点(笑)
●これからの目標や、夢はありますか?
古墳の発掘に初めて参加した時に、矢尻を発掘したんですよ。これが凄く嬉しかったんですよ。それが最初で最後で何も発掘できてないから、いつかもっと凄いものを発掘したいですよね。
●今日はどうもありがとうございました。 |
編集者感想
お話を伺っていると本当に「真面目一本」といった感じの河野さん。しかし歴史や文化財の話になると目を輝かせていろいろと話して下さいました。いつまでもお元気で保内の魅力を広めていって下さいね。
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